東京都荻窪にある三味線教室「藤本流三味線教室」です。一緒に三味線をはじめてみませんか。

三味線の糸のつけ方/糸巻き側

三味線の糸巻きには糸を通す穴があいていますので、この穴が上を向くように糸巻きを回し、上から糸を通します。

糸を通した糸巻きの緩める方向(右方向)に半回転させ、先程通した糸が上向きになるようにします。

糸巻きに通した糸の先端を持ち、根緒から来ている糸に絡げるように、1回ループさせます。

両方の糸(先端側と根緒側)を引っ張ると、手順③で作った結び目が小さくなり、糸巻きの穴の上で固定されます。ただ、上図の状態ですと、不要な糸(先端側)が長く余っていて、ちょっとかっこ悪いです。

余った糸の先端を短くするには、根緒からの糸を天神側へ引っ張り、同時に糸巻きを緩める方向(右方向)へ半回転させます。

糸の先がビローンと長いと格好悪いので、短くしておきましょう……。
慣れれば簡単!