東京都荻窪にある三味線教室「藤本流三味線教室」です。一緒に三味線をはじめてみませんか。

文化譜(三線符)

(一)譜表

譜表とは音を表す線をいいます。三本の線の上に、音の高さと、長さ及び簡単な演奏方法を記したものです。

(二)符

符とは、音の高さを表すもので、音の高さは数字によって表されその数値の大きいほど、高い音になります。
開放弦(左指は糸を何も押さないで右手の撥のみで弾くこと)を0(ゼロ)とし、その糸の中では一番低い音となります。従って、弦が違えば数値が同じであっても、音の高さは違います。
音の長さは、それぞれ示された音(数字)の下に短い線を引いて表します。
その長さを、五線譜に用いられる符と表すと次の通りとなります。(音は開放音の0で示します)

口三味線で声に出して譜面を読んでみると、音の長さや、休みの長さが分かりやすいです。
口三味線の事は10ページに書いてあります。

(三)休符

休符とは、三味線を弾かない長さを示します。文化符の場合は黒点とその下に書き込まれる線によって表します。